漢方で治す肋間神経痛

肋間神経痛の治療

 

 

 

治療については、肋間神経痛の原因はさまざまなので画一的には言えませんが、一般的には鎮痛薬を服用することや、患部に直接湿布を塗布するなどして様子を見ることになります。

 

 

以後痛みが長引くようであれば局所麻酔薬によって神経をブロックさせる方法もとられます。注射は肋骨のすぐ下を走る肋間神経に針を刺して局所麻酔薬を注入しますが、神経の炎症がある場合はステロイドを混ぜることがあります。

 

 

外傷による発症だとはっきりわかっている場合にはろっ骨を固定するための器具を使用したりします。実際に病院ではどの担当になるかですが、これは症状によって科が異なります。

 

 

脊髄の病変、捻挫等による関節の異常など、原因が運動痛によるものならば整形外科ですが、それ以外で神経痛や関節の違和感、しびれなどの症状なら内科とされます。しかし、症状や原因は実にさまざまなので、医療機関でそれぞれ適切な指示を受ける必要があるでしょう。

 

 

そんなこともあって、東洋医学に代表される鍼治療、低周波治療や漢方薬の服用が有効だとされる場合もあります。特に漢方の場合は、全体的な身体の健康の改善をしていく意味もあるので、広く利用されているようです。漢方薬での肋間神経痛に関連する症状の定義は数種類あり、それぞれに適した漢方処方が存在しています。